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となりの藍崎さん。
第2章 鍵を忘れました


「誘ってんの?」


声をかけてきたのは例の隣人だった


「誘ってるって?」

「深夜に外に出てるから」

「あっ…それは…」

(鍵を忘れまして………)

「ま、そんな格好じゃヤローはなびかねぇよ」

「……っ!!」

「じゃあおやすみ~」

「あっ……ちょ…」


私は無意識に藍崎さんのシャツを掴んでいた



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