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ボクの遍歴【大学生編】
第1章 初ゼミ
大学生になると、ゼミナールという少人数のクラスのようなものに、振り分けられる。
ディスカッションするため、である。
1年生では名前順に振り分けで、上に上がると希望分野別になる。

4月11日。
それが、ボクの初ゼミナール、初ゼミの日だった。

部屋に行くのが早すぎた。
学生はボクともうひとり女子の、2人だけ。

折り畳み式簡易机付きの椅子に、腰かけた。椅子が、円形に20個、配置されていた。
女子は、ちょうどボクと真向かい。

ナニゲに女子を見て、ボクはぞっとした。
女子は、パッと見かなりのデカ乳女子大生だったが、ボクのほうを何とも妖しい様子で、目をらんらんと輝かせ刺すような視線を送ってきていた。

ボクが気づくと、彼女はニヤリとして口をあんぐり開き、舌で唇をナメナメし、ボクを獲って食おうかというような感じに。

あーあ
またかよー
なぜボクは、こうもスケベな女子ばかりに引っかけられるんだー
せっかく清潔なキャンパスライフが送れると思ったのにー

この大学は、けっこう難関だった。
だから真面目な女子たちがいる、と思っていた。
どうも、頭脳と性欲は正比例するらしい。

ということて、ボクは、彼女のすぐ前に突っ立った。

彼女は、とてもうれしそうにした。

彼女は、あまり美形ではない。顔が四角い。目がドングリ。鼻は左右にゴツく、穴が正面を向いている。口は、先のごとくスケベでだらしない。カラダは、ぶっとい。

そそられる箇所は、彼女の旺盛なスケベ性欲と、何ともばかデカいオッパイくらい。

「ボクは、何々ヒロキ」
「あたしは、何々ミホ」

自己紹介し合う。

「ゼミの後、ミホのオッパイすっぱだかにスケベしたいー」
と直に言った。
女子がヤる気まんまんのときは、前置きは逆に雰囲気を壊すからなー

ミホは、ニタ~として
「ヒロキのスケベー」
と。
おいおいー
どっちが誘ってんだよー
女子はこのようなはぐらかしが好きだ。

「いいよースケベしてーいっぱいしようネー」
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