この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
遅咲きのタンポポ
第3章 待ち合わせ⁉︎
どうしよう…
今から用意すれば1時過ぎには行けるけど、行くべき?
連絡が付かない以上、すっぽかす勇気は私にはない。
やっぱり強引な人だ…
もー、どうしたらいいんだろう?
困ったけど、行って、これ以上を断れば済む話よね。
仕方なく、外出の準備をした。
待ち合わせ場所についたのは、1時15分だった。
人が行き交う中、キョロキョロとしていると、向こうがこっちを見つけて近寄ってきた。
「良かった、来てくれて。改めまして、武井祥悟です。」
「ど、どうも。結城、沙織です。」
「沙織ちゃん、昨日は本当にゴメンね。
でも、怪我がなくて良かった。君にとっては災難だったかもしれないけど、俺にとってはこんな可愛いコと知り合えるきっかけになって、嬉しいアクシデントでした。」
うわ。
私の、警戒指数が一気に跳ね上がる。
いきなりこういう歯の浮くようなセリフ吐く人って苦手。
今から用意すれば1時過ぎには行けるけど、行くべき?
連絡が付かない以上、すっぽかす勇気は私にはない。
やっぱり強引な人だ…
もー、どうしたらいいんだろう?
困ったけど、行って、これ以上を断れば済む話よね。
仕方なく、外出の準備をした。
待ち合わせ場所についたのは、1時15分だった。
人が行き交う中、キョロキョロとしていると、向こうがこっちを見つけて近寄ってきた。
「良かった、来てくれて。改めまして、武井祥悟です。」
「ど、どうも。結城、沙織です。」
「沙織ちゃん、昨日は本当にゴメンね。
でも、怪我がなくて良かった。君にとっては災難だったかもしれないけど、俺にとってはこんな可愛いコと知り合えるきっかけになって、嬉しいアクシデントでした。」
うわ。
私の、警戒指数が一気に跳ね上がる。
いきなりこういう歯の浮くようなセリフ吐く人って苦手。