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遅咲きのタンポポ
第4章 友達⁉︎
二人とも、
日替わりランチの雑穀ご飯の野菜カレープレートを頼み、席で待つ。
武井さんは嬉しそうにニコニコして私を見ていた。
「そのネックレス、昨日もつけてたね。」
「え?」
昨日のあの状況でネックレスにまで目がいってるとは。
さすが宝飾品関係の会社に勤めてるだけある。
「それをくれたのは、彼氏?」
「ち、違います!両親からの就職祝いで。
可愛いし、洋服選ばないから、ほぼ毎日つけてるだけです。」
「そか。良かった。それ結構高いから、そんなのプレゼントできる彼氏がいるなら太刀打ち出来ないなと思ったんだけど。」
高いのも、知ってるんだ。
両親が就職祝いと、成人祝いも兼ねて買ってくれたもので。二つ上のお姉ちゃんには成人式の着物を作ったけど、私もその着物を着たから、私には何か別の物を買ってあげる、と言われ。
特にこれが欲しいと言ったわけでもないんだけど、その時たまたま見かけたこれを可愛いな、って言ったら、着物に比べたら安いもんだって言ってくれた。
お母さんは、オパールは10月の誕生石でもあるから、お守りになるわ、と言ってくれて。
でも、こういう石付きのネックレスって今まで持ってなかったから、値段を見て驚いた。
15万円もしたんだ。
自分で買うにはゼロが一つ多かった。
確かに、こんなの彼からポンとプレゼントされたらビックリするだろう。
そして絶対そんな高いと思わないだろう。
日替わりランチの雑穀ご飯の野菜カレープレートを頼み、席で待つ。
武井さんは嬉しそうにニコニコして私を見ていた。
「そのネックレス、昨日もつけてたね。」
「え?」
昨日のあの状況でネックレスにまで目がいってるとは。
さすが宝飾品関係の会社に勤めてるだけある。
「それをくれたのは、彼氏?」
「ち、違います!両親からの就職祝いで。
可愛いし、洋服選ばないから、ほぼ毎日つけてるだけです。」
「そか。良かった。それ結構高いから、そんなのプレゼントできる彼氏がいるなら太刀打ち出来ないなと思ったんだけど。」
高いのも、知ってるんだ。
両親が就職祝いと、成人祝いも兼ねて買ってくれたもので。二つ上のお姉ちゃんには成人式の着物を作ったけど、私もその着物を着たから、私には何か別の物を買ってあげる、と言われ。
特にこれが欲しいと言ったわけでもないんだけど、その時たまたま見かけたこれを可愛いな、って言ったら、着物に比べたら安いもんだって言ってくれた。
お母さんは、オパールは10月の誕生石でもあるから、お守りになるわ、と言ってくれて。
でも、こういう石付きのネックレスって今まで持ってなかったから、値段を見て驚いた。
15万円もしたんだ。
自分で買うにはゼロが一つ多かった。
確かに、こんなの彼からポンとプレゼントされたらビックリするだろう。
そして絶対そんな高いと思わないだろう。