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素直になれなくて
第1章 新入社員
悠里さんの中…やばいくらい…気持ちいい……
田坂は、無我夢中で腰を振り、悠里の奥へ打ち付ける。
何度も何度も突き上げた。
「あ…あ…あ…い…ん…イクっ…あああぁぁ……」
「ダメだ……あ…ヤバ……ん…くっ…!」
悠里は身体を震わせながら、絶頂を迎えた。
田坂は、悠里の中で、白濁の欲望を放出した。
「止まらない……」
そう呟くと、既に硬さを取り戻したモノを、悠里に擦り付ける。
「ん…あ…っ…」
「もう一回いい?」
悠里の同意の返事を聞かず、再び中へ挿れ、腰を動かした。何度も何度も悠里の奥を突き上げた。
悠里は意識を飛ばしては、何度も呼び戻され、明け方まで何度も抱かれた。

「先輩?悠里先輩?」
名前を呼ばれて、ゆっくり目を覚ます。
「ん…」
「大丈夫ですか?」
「あ…田坂くん……」
「すみません……身体、大丈夫ですか?」
悠里はゆっくりと身体を起こすと、昨日の事を思い出し顔を赤くする…
「悠里先輩の中で…何回も出しちゃったので……」
悠里の唇にキスを落とし、耳元で囁いた。
「出来ちゃったら、責任取らせて下さいね?」
目を丸くする悠里に、もう一度キスをすると、
「じゃ、仕事行く準備するので、部屋戻ります。」
そう言って、田坂は帰って行った。

悠里は、暫く放心状態だった。
完全に流された。田坂くんがまさかあんな事してくるなんて、想定外だった。
「出来ちゃったらって……」
ため息を吐く。
自分がこんなに流されやすいとは思わなかった。
「昨日、会ったばっかりなのに……しかも職場の……」
悠里は、流されてしまった理由に、心当たりがあった。
「いくら、似てるからって……」
悠里大きくは首を振った。
彼は、遊びだよね……そっ、ちょっと摘み食いだったんだよ。
悠里は、そう自分に言い聞かせた……
時計を見た。
シャワー浴びる時間あって良かった。
そう思うと、重だるい身体を起こし、シャワールームに入って行った。
鏡の前でドライヤーで髪を乾かしながら、思わず絶句する……
「キスマーク付いてる……」
ため息を吐き、とりあえずそのマークが隠れそうなシャツを選んで着る。
「ん、大丈夫だよね?」
メイクをして、髪の毛先を少し巻いてみる。
「良し!」
気合を入れると、ジャケットを羽織り、玄関を出た。

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