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素直になれなくて
第8章 波乱と別れ
「悠里さん。涙流して、そんなに嬉しいの?」
飯島は、悠里の口にハンカチを押し込み、馬乗りになって抑え込んだ。
「……んんっ!…」
悠里は、身体を動かし、何とか逃げ出そうとするが、男の力に敵わない。
飯島は、悠里の腕をネクタイで縛り上げた。
…狂ってる…ヒロくんっ!ヒロくんっ!
心の中で叫びながら、崩れ落ちる田坂を思い出す。
「ねぇ、この後に及んで、誰の事考えてるの?」
そう言って、悠里のブラウスを引きちぎった。
「綺麗な肌…」
飯島は、悠里の胸をブラの上から鷲掴みした。
「んんっ!」
飯島は、ブラ取り、悠里の胸を口に含むと舌を動かしていく。
「んんっ!…ん…」
「感じてるの?可愛いね?」
感じてないっ!感じてないからっ!
悠里は、心の中で繰り返す。
スカートをたくし上げ、悠里のストッキングを破いていく。
「ねぇ濡れてる?」
悠里は、首を横に振り否定する。
飯島は、ニヤリと笑った。
「確認してあげるよ。」
そう言うと、ショーツの中に手を差し入れた。
「可笑しいな。何で濡れてないの?」
「んんんっ!んんっ!」
「可笑しいなぁ…ココ擦ったらいいの?」
そう言って、悠里の敏感な部分を執拗に指で擦っていく。
悠里は、涙を流しながら首を横に振る。
「ここ、この前は舐めてあげられなかったから、今日はたっぷりと可愛がってあげるよ。」
ニヤニヤ笑う飯島からは、狂気しか感じられなかった。

「飯島っ!貴様っ!」
浅井は、悠里の上にいた飯島を引き剥がし、投げ飛ばした。
飯島に馬乗りになって、殴りつけた。
「許さねえっ!飯島っ!」
何度も殴りつけ、グッタリした飯島を浅井はネクタイで縛り上げた。
「悠里っ!大丈夫か?」
浅井は、悠里を抱きしめると、縛られた腕のネクタイを外し、口のハンカチを取り出した。
「浅井っ!ヒロくんはっ!」
「三浦が救急車呼んで、対応してるから。」
浅井は、悠里の背中を摩ると、ゆっくりと抱き上げた。
「病院行くぞ。」
「ん。」
悠里は、泣きじゃくっていて声にならない。
路地裏から出ると、既に田坂は搬送されていて、現場には警察が来ていた。
浅井は、悠里を車に乗せると、警察に飯島の身柄を引き渡した。
車に戻ると、悠里は真っ青になって震えていた。
「悠里、大丈夫か?」
呼び掛けにも、反応出来ないほどの身体の震え。
浅井は、そっと抱きしめると、田坂が搬送された病院に向かった。
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