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素直になれなくて
第9章 愛の行方
「浩斗、今日の泥んこ、面白かったな。」
「うん。おもしろかったぁ!」
「また、やろうな?」
「え?またやるの?」
悠里は目を丸くして言った。
「あ……ダメか……」
「えーーっ、またやりたいいぃぃ。」
浅井は、少し困った顔をして、浩斗の頭を撫でる。
「あ、ほら、もっと面白い事ないかなぁ。」
「いいよ。またやっても。」
「え?いいの?」
浅井と浩斗が声を揃えて言った。
悠里は、クスッと笑った。
「今度は、私も誘ってね?」
「うん。ママ、ぼくが、やり方教えてあげるね?」
「ダメだよ。ママは、パパのチームだから。」
「えーーっ、ずるいっ!」
悠里は、クスクス笑った。2人の会話を聞きながら、心が暖かくなるのを感じていた。
「悠里は、何笑ってるの?」
悠里は、浅井の事を見つめた。
「幸せだなぁって……」
浅井は、優しく微笑んだ。
「悠里……そんな事言うと……抱き締めたくなるだろっ!このっ!」
浅井は、堪らず悠里を抱き締めた。
「あ!ぼくも!ぼくもっ!」
浩斗も悠里に抱きついて来た。
「もう、2人とも、大好きっ!」
悠里は、浩斗と浅井の頬にキスをして、抱き締めた。
悠里は、浅井の頬にもう一度キスをして言った。
「浅井……ありがとう。」
浅井は、少し頬を染めて悠里の唇にキスをした。
「こちらこそ。だよ。悠里……」
3人でしばらくじゃれ合いながら、夕飯の時間を過ごした。

「いい湯だったぁ。」
悠里は、お風呂から上がって、髪を拭きながら、リビングに来ると、テレビを見ている浅井に声をかけた。
「浅井?」
ソファーに凭れ掛かって、寝息を立てている。
悠里は、クスッと笑った。
浅井のお腹の上で、浩斗もスヤスヤと眠っていた。
悠里は、浩斗をそっと抱き上げ、部屋に行くとそっとベットに降ろした。
「笑ってる。いい夢見てるのかな?」
悠里は、そっとおでこにキスをすると、リビングに戻った。
ソファーに眠る、浅井を覗き込む。
「気持ち良さそうに寝てる。」
悠里は、タオルケットを持ってきて、浅井にそっとかけた。
次の瞬間、浅井に腕を掴まれ、ソファーに組み敷かれた。
「あ……浅井……起きてたの?」
「ん。だって……」
浅井は、何かを言いかけて、フッと笑った。
「悠里、明日空いてる?」
「ん……何も予定ないよ。」
「よし。じゃ明日ドライブに行こ?」
「ドライブ?良いけど。浅井……疲れてない?」
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