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素直になれなくて
第2章 同期の気持ち
しばらくすると、悠里の震えが止まり、スヤスヤと寝息を立て始めた。
悠里、こんなに華奢だったんだな。抱き上げた時も、軽さにビックリした。この身体のどこにあれだけの仕事をこなすパワーがあるのか。
起こさないように、ベットから降りると、浅井は遅めの夕飯を食べた。シャワーを浴びて、悠里の様子を見ると汗でグッショリ濡れていた。
「着替え……させないと……な…」
浅井は少し顔を赤らめ、自分の大きめの長袖のTシャツを用意し、タオルをお湯で濡らし絞る。
「悠里、着替えるぞ。」
グッタリしている悠里は、起きる気配もない。
浅井は、悠里のシャツのボタンを外し、脱がせると、身体をタオルで拭いてやる。ブラをそっと外すと、悠里の形の良い胸が露わになる。思わず息を飲んだ。
「病人だぞ。我慢しろ。俺。」
そう呟くと、Tシャツをそっと着せた。
スカートのホックを外し、ストッキングを脱がせ、足もタオルで拭くと、コンビニで顔を真っ赤にして買った女物のショーツの封を開けて、履いていた物をゆっくり脱がせ、新しい物を履かせた。
脱がせた物を洗濯機に入れて洗ってやる。洗濯機に手をついて、悠里の艶かしい肌を思い出す。
「…抱きたい……」
頭を振り、欲望をかき消した。
しばらくテレビを見ながら、洗濯機が止まるのを待つ。
洗濯機が止まり、一通り干すと、ふと不安になる。
「怒られるかな…下着まで脱がせて…」
そっと、ベットに眠る悠里の様子を見にいく。おでこに手をやると、少し下がっているようだった。
浅井は、頭をそっと撫でる。愛おしそうに見つめた。
浅井は、悠里の唇を指で辿る。そっと唇を重ねた。
「お休み。悠里…」
そう言うと、リビングのソファーで眠りに付いた。

日差しが窓から差し込み、朝の訪れを告げた。
悠里はふと目を覚ました。
「ん…あれ……ここ…」
おでこに冷えピタが貼ってある。
そう言えば、外周りして、出た所で……
「倒れたんだ……私…」
布団から出ると、男物のTシャツを着ている事に気がつく。リビングの方から音が聞こえたので、ゆっくりとそこへ向かう。
キッチンに立っていた、浅井が悠里に気が付いた。
「あ、起きて大丈夫か?」
「ん。あの……」
フラついて倒れそうになる。
キッチンから駆け寄った浅井に抱きとめられる。
「大丈夫?」
そう言うと、抱き上げられ、ベットに運ばれる。
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