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今日私は自分の子供を殺しました
第7章 過去の傷 1st
洋服とか荷物取りに行かないと…
店も違うからもう会う事もないのかなぁ。
いやだよそんなの
しばらく公園で泣いていると後ろから誰かに肩を叩かれた
「何泣いてるの?」
ユウスケ…
「鍵…返してもらってなかったとおもって。返してくれる?」
あたしはVUITTONのキーケースから
ユウスケの部屋の鍵を外しユウスケに返した。
ユウスケは最後にあたしの頬に伝う涙をぬぐい
「じゃあな」
そう言って部屋に帰ってしまった。
あたしはしばらくその公園で泣きつづけたけど
足はユウスケの部屋に向かっていた。
でも鍵がないからはいれない。
インターフォンを押すとユウスケが出てきた
「なに?」
『洋服取りに来た』
「あっそ」
ユウスケはづかづかと中にはいってしまったけど
ドアは開けたままだった