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第7章 過去の傷 1st

ピンポーン―

ピンポーン―





あれ？あたし寝ちゃったんだ。隣を見るとユウスケはまだ寝ていた。
時計を見ると午後８時

結構、寝たんだな…


ピンポーン―




インターフォン？あぁ、あたしはこの音に起こされたんだ。

誰だろう？もしかして藍かもしれない。
そしたらあたしは出ないほうがいいんだよね？

藍はユウスケをユウだと思ってるから、
もし浮気したって勘違いしたらきっと大変だ。




あたしはそのインターフォンを鳴らす相手が藍だと勝手に決め付けて居留守をした。