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第2章 陰

仕事の帰りによくふたりで来たよね。


ふたりで服をめくって
脚だけ海にはいってよく遊んでたよね


結構深いとこまで行ってみたり
水掛け合ってびしょびしょになったりさ


あの頃は楽しかったよ
なにも知らなかったあの頃は



枕は絶対にしない！色恋はしない！
ってアオイの言葉を信じたあたしはただの
馬鹿女だった

アオイは枕もしてたし
全て色恋


それを知ったのはアオイが寝てる間にあたしが
携帯を見てしまったから



画面から目が話せなくて
手が震えた
呼吸が苦しくなって
どうしようもなくなる

こうゆう時にリスカをすると
あたしは凄く落ち着くんだ