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今日私は自分の子供を殺しました
第9章 過去の傷2nd
ハルナくんとひょろ男はすぐにきた。
「お待たせ。お腹すいてる?何がスキ?」
『んー、海老かなぁ』
わかったって笑って、ハルナくんは海老が回ってくるたびにあたしに取ってくれた。
『ハルナくんこんなに海老ばっかり食べれないよ』
「残ったら俺が食うからさ!遠慮しないで!そっちのふたりは遠慮しろ!」
ユリとひょろ男は聞こえない不利をしてばくばく食べていた。
それがなんだかおもしろくて自然に笑顔が零れた
「あっ、やっと笑ったぁ」
ハルナくんはニカァーと満面の笑みで笑いかけてきた
『あたしさっきから笑ってたよ?』
「今のは心からの笑顔。今までのは作り笑顔。でしょ?」
なんでわかるんだろう?始めて会ったのに。
もしかしたらあたしが思ってる以上にハルナくんはホストかもしれない。
「リオちゃんがそうやって笑ってくれんなら無理してでも毎回寿司つれてくよ」
「わーい!リオそうしな!」
ユリとひょろ男は嬉しそうに言った。