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今日私は自分の子供を殺しました
第9章 過去の傷2nd
『ごちそうさまでした。ありがとうね』
「リオちゃん、絶対連絡するって約束だよ?」
『うん、わかってるよ。帰ったらメールするからね』
「リオ!タクシーきたよぉ!」
ユリがタクシーを止めて離れた場所で手を振っていた。
『今いくー!じゃあねハルナくん』
「気をつけてな!メール絶対だよ!」
ハルナくんはあたしたちが乗ったタクシーが見えなくなるまで手を振っていた
ホストも大変だなぁ
♪〜♪〜♪
メール着信ーハルナくんー
待ちきれないからメールしちゃったわら
気をつけて帰れよどこも寄らずに真っすぐな
「何にやけてんの?だれからぁ?」
疲れ果ててぐったりしてるユリが横から覗いてきた
「ハルナじゃん!なにこのメール。あいつまじガチじゃん」
『ガチって?』
「あっいや、なんでもない。それよりリオにやけてたよ?」
『にやけてないよ!相手はホストだよ?営業ってばればれだから。でも初ホスト楽しかったよ。ありがとね』
「忘れられそう?」
『忘れなきゃだもん、がんばるよ。』