この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
今日私は自分の子供を殺しました
第10章 過去の傷2nd Ⅱ
「なんか……妹?みたいな…感じ。でさ。うん」
『ぅん…。』
妹?妹なんて彼女の対象じゃないってこと?
てか、ここに何回女を連れて来たんだろう…別にいいんだけどさ、
そんなん言ったらキリないし。
「だから、その…なんて言うんだろう。とにかく俺は客と思ってなくてさ」
『ん…』
でもあまりにもここに何回も連れて来ました!ってばればれなんだもん。
そうゆう勘が鋭いとこあたしの短所に決定だよほんとにまったく。
「…ん、だから、妹!妹だよリオは俺の!」
『ぅん、…』
あ、気付いたらもう外普通に明るいじゃん。
「リオ聞いてる?」
『…ぇ?あっうん!聞いてる聞いてる!妹だよあたしは!妹!4つ上の兄ちゃんいる』
「ってそれ俺と同じ歳じゃん。やっぱり俺の妹だなリオは」
…彼女になりたいよ。妹じゃなくてさ