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今日私は自分の子供を殺しました
第10章 過去の傷2nd Ⅱ
アオイは移動してきて近すぎず遠すぎずの距離であたしの隣に寝っ転がってVシネマを見ている。
あたしも黙々とVシネマを見た。
気付いたらVシネマはもう終盤だった。
アオイを見るとしっかりVシネマを見ていた。
『おもしろかったね』
「確かにおもしろかった」
いい映画を見た後の余韻はなんともいえない。
アオイはテレビを消して再びタバコを手に取った。
「俺、今ほんとに幸せだわ。リオが彼女なんてまだ信じられない時あるし」
『まだ彼女になって1日だもん。あたしだって信じられないし幸せだよ。』