この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
今日私は自分の子供を殺しました
第10章 過去の傷2nd Ⅱ
あたし達は更に愛し合った。
仕事が終わるとアオイが店まで迎えに来て、
仕事の時間までホテルで一緒に過ごす。
ユリはふてくされて毎日ホスト三昧みたい。
アオイはあれから獣化して毎日のように求めてきては中で果てた。
あたしは、生で中だしするアオイに
なにも言えないでいた。
仕事の前にアオイとお好み焼きを食べに来ていた時
店の従業員が彼女と同棲はじめたって。
『いいなぁ…』
「え?いいの?」
『うんなんで?同棲だよ?いいに決まってんじゃん』
「意外…リオは同棲しよなんて言ったら、だるいから実家でいいー、って言うと思ってたから俺言わなかったけど。毎日ホテルで会ってるなら同棲したほうがよくない?」
『…同棲する?』
「同棲しよっか?」
顔を見合わせて笑った。
早速物件探しを始めた
間取りは2LDKは欲しい
出来れば角部屋で2階で
駐車場付き。
仕事場の繁華街から近すぎず遠すぎずの場所で…
夜の仕事だから審査なしの場所で…
何軒か見せてもらって気に入った部屋があった。
条件ぴったりの物件で即契約をした。
「9月一日からの契約となりますので、鍵を取りに来てくださいね」
あたし達は最高の物件に御機嫌でこれからはじまる幸せな同棲生活を想像した
「仕事に行くときは俺がリオの店の近くまで送って、帰りは俺が迎えに行くからな」
『ずっと一緒だね!』
幸せは絶頂だった。