この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
今日私は自分の子供を殺しました
第10章 過去の傷2nd Ⅱ
アオイはいつもよりも丁寧に激しく攻めてきた。
「……リオ…だめだ…中に出していい?」
『ん…いいよ。アオイだいすき』
「俺も……」
アオイはあたしの中で果てた。
腕の中に居るこの時間は何に例えればいいんだろう
幸せ過ぎる。
こんなに人を好きになったのは初恋以来かな?
初めて恋したみたいにドキドキして楽しい。
離れたくない。一秒もイチミリも。
このまま溶けて混ざり合ってひとつになりたいよ
嬉しそうにデジカメをいじるアオイを、今この瞬間を、カメラに収めたくて仕方がない。