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今日私は自分の子供を殺しました
第11章 過去の傷 2nd Ⅲ

顔面に何かが飛んできてそれを咄嗟に避けた。


目の前が真っ赤に燃え盛った。

やばい…火だ。



だけど火は一瞬で消えた
アオイはあたしにライターを投げつけてスピードと力で爆発し火が出たんだ


あたしの右腕は少し赤く腫れていてヒリヒリと軽い火傷をおった。
そして髪は焦げてチリチリになっていた。


焦げた髪をそっと触る…


一瞬だが炎に包まれた恐怖と髪が焦げたショックで
やっと一言搾り出した。


『髪…切らないとね…』



「は?」


は?

こっちが、は?なんだけど。
人の髪焦がしといてそれかよ。大丈夫?とか言えねーのかよ

寝起きの低血圧の時にいきなりモノを顔に投げられて状況を飲みこめないアオイはかなり苛立っていた。




あたしは立ち上がりお風呂場に向かった







その間もずっと、あたしの携帯は鳴りつづけていたんだ…
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