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今日私は自分の子供を殺しました
第4章 鎖
それから結局、水子供養には行けずに
日だけが過ぎていった。
あれから夜の営みは一切していない。
アオイも腫れ物を触るように優しく抱きしめて寝るだけ
それさえもあたしは辛かった。
あたしはこの辛さを
怒りを 中絶手術をした事を
すべてアオイのせいにしていた。
アオイが避妊してくれなかったから
アオイの稼ぎがあれば産めたかもしれない
アオイのせいで
アオイのせいで
アオイのせいで
あたしは精神的におかしかったのかもしれない。
すべてをアオイのせいにして自分を守っていた