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今日私は自分の子供を殺しました
第6章 過去の傷


あたしは期待を膨らませ
部屋に帰った。

だけど…

『ぇっ…?』



入ってすぐの洗面台にはわざとらしく
ピンクのコップと歯ブラシ

お風呂場には青の他にお揃いのピンクのスポンジ

キッチンにはピンクのコップ



部屋の中だけなにもなかった。
なにこれ?別れたんじゃなかったの?
あたしが別れ話されるの?



ガチャ―


「ただいま」

『おかえり』




「昨日のことなんだけどさ…俺てっきり別れ話かと思ってたら、忘れられないって言われて。
わざとらしくあぁいうの置いていきやがったんだ。

俺が他にこの部屋に誰かいれてるの
わかっててわざとさ。」



『そうなんだ。結局別れなかったんだね…あたしの荷物隠してまで、結局ユウスケはさ、彼女のことすきなんだよ』

「違う。」


『違くないじゃん。じゃあなんで別れないの?荷物隠すの?
意味がわかんない』


「俺はもう好きじゃないんだって。休みだって仕事中だっていつだって
お前と一緒にいるだろ?わかるだろ?」




わかるけど
別れないのは
突き放さないのは
なんでなの?
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