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飼育✻販売のお仕事
第14章 夏季休暇
「恵果さん、淫乱。好きな人多すぎます」
「それ、が……良いの……一人に絞るなんて主義じゃない。一対一の関係なん、て……はぁっ…………。視野をせばめることでしかなくは……ああっ……」
首筋をなぞり、伊澄は尖った乳首に吸いついた。
ほぼ触れることのなかった蕾はひとりでに欲望を溜め込んでいた。歯と歯の間に捕らえて舌でつつくと、いっそう硬いグミに化ける。
「やぁっ……ああっ……あっ!あぁ……」
大口を開けた恵果の性器は伊澄の中指に食いついた。
肉襞を分けて内壁をこすり、引き抜いては貫いて、貫いては引き抜いてを繰り返す。
心臓に近い方の乳房は唾液まみれだ。
伊澄はもう一方の乳房も同じようにして頂を吸う。左手で腹や腰を撫でながら、右手の指を二本増やした。
ぐちゅ……ずぶっっ…………
「ああっ!そこっ……そこっ……そこ好きぃぃ!!…………良いわっ、ダメっ……狂っちゃうぅぅぅ……!!」
恵果の濡れ具合は規格外だ。伊澄を噛みちぎらんばかりに締めつけて、腹を空かせた食虫花よろしく肉襞が新たな涎を分泌する。
「狂いたいくせに……」
五月蝿く喘ぐ唇を、伊澄はキスで蓋をした。歯列をなぞって舌を貪り、恵果に自分の唾液を流す。
「抱かれる相手に好きも嫌いも関係ない。貴女は貴女の股を緩ませる人間が好き……それでオレを呼んだんじゃない?」