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飼育✻販売のお仕事
第6章 初出勤は人間のお世話?!

 朝、里子が「ふぁみりあ」に出勤すると、昨日採用したりつきが落ち着きなく頭を下げ、伊澄が志穂と一緒になって笑っていた。


 否、志穂の方は笑っているか甄別し難い。とりわけ厳ついと定評の顔に、おりふし不機嫌を絵に描いた気色がちらつく。


「おはよう」

「うっす」

「おはようございます」

「おはようございますっ、今日から宜しくお願いします」


「聞いてくれよ里子ぉ」

 しゃがれたアルトをくねらせて、志穂が里子にすり寄った。


 志穂が話すところによると、りつきと伊澄は出勤時刻十分前、指定通りの裏口にいたらしい。

 そこに志穂が出勤してきた。

 彼女と初対面であった二人は、畢竟するに、どこぞのやくざな女が朝帰りの途中、酔って足を止めたのだと勘違いをした。りつきが所持していた防犯ブザーを鳴らし、近隣の店員らを召集してしまったのだという。
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