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飼育✻販売のお仕事
第21章 生贄
じゅるっ、くちゅ…………ぢゅるっ……
いっそのことこの業務に終わりはいらない。
りつきより先に劣情に犯されるのではないかという懸念におびやかされながら、それでも伊澄は一端友人の裸体を離れた。
くにゅ…………
「あああっ」
金属製のクリップは、りつきの乳首のかたちを歪めた。
くにゅ…………
「痛いっ!!やぁっ……痛い!!」
ツインテールを振り乱し、全身で抗議を訴えるりつきは、伊澄の情欲を煽り立てた。
預かったクリップは十ある。
伊澄は七つを乳房にとりつけて、残る三つで脚と脚の間の襞を挟んだ。
「ぅっ……うぅ……はぁっ、はぁ……」
里子はりつきにどこまでの恨みがあるのか。りつきが里子の元恋人と思しき女を、いかなる経緯で侮辱したのか。
伊澄の知るところではない。
やはり里子の嘘かも知れない。
嘘をついてまで彼女がりつきを辱めたがった根拠が、伊澄自身、理解(わか)りかけていた。
「りん、そういう顔しちゃ……さっきの言葉、撤回しなくちゃいけなくなるだろ」
「はぁっ、はぁ……んんっ」
「舐めな」
クリップごと鷲掴みにした乳房を放し、伊澄はりつきの唇をめくってディルドを無理矢理差し込んだ。
「んんっ……ん!ぁぐ……んん」
「オレもさっさと終わりたいんだ。もうちょっとほぐしてやるからさ、ここ、裂けたくないならお客様の目を楽しませる努力はしよう?」
「はぁ……」
りつきの脚と脚の間を刺戟しながら、伊澄はその肩や乳房を啄んでゆく。
伊澄の頭上で、シリコンを舐める舌と唾液の音が続いた。