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飼育✻販売のお仕事
第21章 生贄
伊澄がブースを下がったあと、有志の客達が招かれた。
里子は彼らの要望に応じて性具を揃えた。
憔悴しきった仔ウサギは、拘束椅子から簡素な寝台に移しても、身体を隠そうともしなかった。
りつきを蹂躙したがる客達は、ざっと十五人近くいた。無数の腕が、クリップ痕の残った肢体をまさぐる。客達は交代しながら四人がかりでりつきの四肢を押さえつけて、小さな窪みにあらゆるものをねじ入れていく。
「ぁっ……ああっ……ぅぅ……あぁぁんっ……!!」
口舌をなくしたソプラノは、嬌音の他に何も奏でなくなっていた。華やかにめかし込んだ女達はりつきの身体をすみずみまでキスにとりこめ、ボトムを脱ぎ捨てた男達はコンドームを装着した下半身で彼女を貫いた。
「面白い余興だわ……従業員もこういうこと──……いいえ、貴女だけね。いやらしい顔。嬉しいのね。純情な顔をして、こうして見られて一斉に犯されて喜ぶメスなんでしょう」
「おらっ、口が休んでんぞ!しっかり舐めろよ……ぅ……くはぁっ……イク……おい、飲め!その淫乱な喉にザーメン全部流し込め!」
「そんなんじゃダメよ……山田の旦那様。飲み込むまで、あたくしがこの子の口を押さえておいて差し上げますわ」
「おっ、良い腰の振り方だなぁ。よがってんのか?姉ちゃんまたイキそうじゃん。ほれ」
ヴィィイイィィィィン…………
「ぶむむむむんんんっ!!」
バイブレーターを咥えていた窪みに繋がる割れ目の上部に、男の一人が電気マシーンをあてがった。強力な振動を放つそれは、りつきの身体を長すぎる針金の通った人形のごとく硬直させて、次には独特の痙攣をもたらした。