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飼育✻販売のお仕事
第27章 真相、そして真相



「私……行く」

「りん……?」

「伊澄ちゃんには迷惑かけない。絶対、言わない。だから、……」


 …──里子さんのところへ行って、私も自首する。


「待てっ、りん、……っ」

 半日振りに腰を上げた。今朝からやはり脱ぐ気力もなかった寝間着の裾が、伊澄に引かれた。


 玄関からチャイムが鳴ったのは、その時だ。


 ピンポーン…………



 二度目のチャイムで伊澄が出た。訪問者はりつきを指名した。

 伊澄は一端リビングに戻ると、りつきに対応の可不可を問うた。


「…………」

「着替えるなら、待っててもらう。小葉さん、大事な話があるって」

「…………」


 りつきは、顔を洗う猶予を請うた。そうして伊澄が再び玄関へ向かうと、りつきは洗面台で歯も磨いて、志穂と向き合う準備を整えた。
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