この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
飼育✻販売のお仕事
第10章 VIP会員限定セール〜見切り品〜
「ご契約成立まで、商品には黙秘権がございます。どうぞ、まずは触ってご覧下さい」
「……ですって。寿々浦さん、梨花さん。貴女達、どっちが好き?」
「私は蓮が好みです。子供みたいにうぶな顔……二ヶ月後には、自ら股を開けて一人遊びが生き甲斐になるような雌奴隷に仕込んでご覧に入れましょう」
「私は、佳代が気に入りました。飢えた獣のように誘惑的で……処女にしてはよくいじられた、大きな乳首。きっと、穴の方もすぐに緩くなるのではと」…………
里子は、康原のペットの使い道を聞いたことがある。
康原が自らメス達を慰み者にすることはない。
他人の情事の観賞にこそ快楽を見い出す敏腕の医者は、側近の寿々浦と梨花に、買い入れたメスで遊ばせるのだ。現在、康原の家の離れには、「ふぁみりあ」出身の性奴隷が五体いる。彼女は夜勤のない日は決まって五体を部屋に迎え、性臭に抱かれて法悦していた。
「身体中を洗濯バサミでつねって、アルコールを流しなさい。佳代と蓮に同じことをして、私の気に入る反応を見せた方をいただくわ」
里子は飲み物を注いで回っていたりつきを呼んで、倉庫から必要な道具を持って来るよう言いつけた。
りつきが戻ると、寿々浦と梨花は彼女から道具を預かって、作業を始めた。