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飼育✻販売のお仕事
第10章 VIP会員限定セール〜見切り品〜
佳代は、口を開けたまま泣いていた。
蓮の方は純朴なかんばせが淫らに歪み、相反する種類の苦艱の狭間を迷っているようだ。
「……二人には敵わないわ。いかが?店長さん。私の有能な人形達は」
「素晴らしいです」
「貴女の腕前はどうなのかしら。他のイベントでも、店長さんが商品に何されてるところを見たことがないのだけれど……」
「当店には、私よりもずっと気の利く従業員が揃っておりますので」…………
二体の女体があらゆる体液に灌水した頃、康原が審決を出した。
「佳代をいただくわ」
「…──!!」
「そのメス、淫らに見えて実に無垢。これしきのことで大声を上げて泣くなんて、楽しみ甲斐があるじゃない。……貴女、何をされても良いんでしょう?」
「はい、あの……」
「まず、この邪魔なものは剃らせましょう。初体験の相手は貴女を気に入っている寿々浦さんにして差し上げる。彼女にうんと複雑な形状のものを装着させて、貴女は夜が明けるまで気絶することも許可されないで、貫かれる……一度イク度に梨花が十回、貴女を鞭打つわ」
「──……。有難うございます……」
「うっ……」
里子が蓮をポールからといていると、いとけない黒い双眸に、今更になって大粒の涙が浮かんだ。