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飼育✻販売のお仕事
第11章 我が家の執事
「私の指、好き?」
「大学の頃付き合ってた彼なんて、比べ物にもならないわ……」
美帆は武勇伝の続きを始めた。
高校の時分の交際相手とは浮気が原因で破局、肉体における不実を重ねた上級生とも、彼女の受験を境に自然消滅した美帆は、それから数々の女や男とまぐわって、進学後、久しく精神的な愛にまみえたのだという。
まおは、美帆を拘束具にとりつけた。
美帆の万歳をした腕はステンレスのポールに貼りつき、M字に開脚した脚も、ももからベルトで吊り上がっている。臀部の割れ目は大胆に開け、玉門はまおの目の位置に来ていた。まるで蛙だ。
「お尻の穴、丸見えだよ。こんなの見られて恥ずかしがらないなんて、今時のビッチにもいないよ」
「ビッチじゃないわ。……雌奴隷」
まおは美帆の臀部を撫でて、石鹸の泡に包みにかかる。
内股にキスを散らしながら、ふくらはぎまでスポンジを滑らす。
「雌奴隷、と、呼ばれたいの。死ぬまで犯されたい。どうせやるならお金も欲しい。無料で恋をするなんて、他の仕事をしている間がもったいないわ。酷いご主人様にお金で買われて、こき使われたい……」
「最低」
「んっっ……洗って……未来のご主人様にお気に召していただけるよう、私を……」
まおは臀部を撫で続ける。皮脂と筋肉の収斂が、指の腹に微かに伝わる。
「洗って」
「お願いなさいよ」
「ぁうんっ」
まおは美帆の臀部を打った。
平手で、何度も、何度も──…泡で白くなっていた膨らみは、やがて薄紅色の肉に変わった。
「ああっ……洗ってぇぇ……お尻に指っ……突っ込んで回してぇぇ……っっ」
「敬語。何、私に偉そうな口利いてるの。ちゃんとお願いしたら洗ってあげる」
だが、美帆はまおに従わない。
こうしたメスは、打たれることに味をしめて、わざと反抗するのだ。