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飼育✻販売のお仕事
第13章 先輩にも特訓されて...
夜通し悶々と過ごしたりつきは、出勤して初めて店主が休みであることを知った。
伊澄は朝帰りなのに溌剌としている。そうこうしている内に夕方になり、志穂とまおが出勤してきた。
「まずお手本を見せるわ」
りつきは、またぞろ例の部屋に連れ込まれた。
二体のメスがソファの近くに控えていた。まおは彼女らの内一体を解剖台のようなところに拘束し、もう一方を器用にロープで纏縛し、吊り上げた。
いわゆる緊縛現場に立ち会ったのは、初めてだ。
りつきはノートに書きとめたメモを見返す。
必要なロープは最低四本、ただしりつきのような初心者は、上体のみを縛り上げるところから始めるのが好ましい。二本あれば十分だという。
メスの痩せた肉体は、それでもロープが食い込むと、脂肪の厚みが確認出来た。椀型の乳房は縄目からぷにりと溢れ、愛らしいサーモンピンクが淫靡な艶を主張している。その艶に、まおはテグスを結んだクリップを挟み、端に重石をぶら下げた。
二体のメスが踊り出す。
メス達はまおが鞭を振り上げれば顔を歪めながら甘やかに叫び、縮毛の影差す小さな蕾にバイブレータをあてがえば、腰を振って体液を流す。まおはメス達が喘ぐほど、罵倒した。
淫乱。変態。売女。
メス達はまおの罵倒をいやが上にも喜んで、更には自らおとしめた。