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飼育✻販売のお仕事
第2章 ペット面接・元倒産企業事務員~里子~
「処女膜なし。膣壁はビラビラのびしょびしょだ。お前ヤリマンか?里子、この襞どうよ。こいつスーツなんか着て来やがって、中身はただの変態だぜ」
膣鏡にはだかれた襞を、志穂の指がびらびら遊ぶ。のぞみの秘境は、なるほど、適度に熟れた果実の色をしている箇所も見られる反面、ところどころ襞は黒ずみ情欲的に入り組んでいた。
「あぅっっ」
「ほら、這え」
志穂はのぞみを四つん這いにさせた。高く上がった臀部を割って、窪んだところに綿棒をこじ入れてゆく。
「許して下さい……痛い……いたい、です……一年ヤッ……て、ないんです……お尻なんて……挿れられたこと──…うぐぐっっ」
「やっぱこいつネコだわ。やっべー……反応良すぎ。おっ?綿棒に糞ついた。あとで田口に洗わせようぜ。ま、あんま色っぽいとは言えねぇな。つか、里子が胸でかすぎ」
「私のことは放っておいて」
「悪りぃ悪りぃ。次、面接何時だっけ。今日多いな」
「二時よ。……それより志穂。あんまりいじらないで。締めつけが悪くなると、特定のお客様には売れなくなるの」
「こいつどうせ緩んでんじゃん」
「ぁんっ……あああ……あんっ!あんっあんっ!」
売り物、つまりペットを志望した人間に限り、採用がほぼ決定すると、査定がある。それを担当しているのは志穂だが、彼女は人間の身体をくまなくチェックし終えると、それが気に入った場合に限って、業務を脱線する癖がある。
アルカリ性の性臭と、悶える女体の効果音。
さばかり小動物の気配を感じなくなった仕事場で、里子は雑務に戻った。