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秘密の二段ベッド
第6章 二人の夜
ビクビクガクガクと腰が揺れた。
頭の奥が真っ白になって、下半身から全身が溶けちゃうようなすごい快感。
オナニーとは比べ物にならない、本当のおちんちんの快感がわたしを溶かした。

お兄ちゃんはへたっとわたしに体を預けて快感に震えていた。
抱きしめるとその震えが伝わって、そのぬくもりと震えがわたしの心を満たした。
あったかくて、ぬるぬるで、硬くてビクビクと跳ねて、お兄ちゃんのアレがわたしの中で快感の印を吐き出してる。
そう思うと自然に涙が流れた。


どれくらいそうしていたかわからない。
荒くなった息が落ち着いた頃に、お兄ちゃんがぱっと体を起こした。
「あやねごめんっ痛かった?」
慌てたようなその声が愛おしくて、わたしはなるべく平気に見えるように微笑んで首を振った。
……実際痛かったのは最初だけで、すごく……気持ち良かったし。
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