この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Birthday’s
第2章 10月ー沙織の誕生日ー
お家に着くと、清水さんとお母様が出迎えてくれた。
「いらっしゃい、沙織さん。」
「ありがとうございます。我儘言ってしまって申し訳ありません。」
「何言ってるの?祥悟の提案なんだし、沙織さんなら大歓迎よ⁉︎最近ホームパーティもしてなかったしね。
それはそうと、祥悟?沙織さん迎えに行っただけなの?ワインでも買ってくるかと思ったのに。」
「え?だって俺この後も車乗るし。」
「はぁ?アンタの都合じゃないわよ。沙織さんのお誕生日なんでしょうが⁉︎沙織さん、ワインとシャンパンどっちがお好み?」
「あ、私、お酒弱くて…出来ればジュースの方が…」
「本当に?」
「ほらね。」
「何がほらねよ。お祝いなんだから乾杯のシャンパンくらい必要でしょ?私と誠さんと清水さんが飲むから買ってらっしゃい?」
「何だよ、自分らが飲むなら親父のワインセラーから出せばいいじゃん!」
ワインセラー、あるのね…ま、このお屋敷ならあっても不思議じゃないけど。
というかお母様、初対面の時とキャラが違う気がするんですけど…気のせい?
「いらっしゃい、沙織さん。」
「ありがとうございます。我儘言ってしまって申し訳ありません。」
「何言ってるの?祥悟の提案なんだし、沙織さんなら大歓迎よ⁉︎最近ホームパーティもしてなかったしね。
それはそうと、祥悟?沙織さん迎えに行っただけなの?ワインでも買ってくるかと思ったのに。」
「え?だって俺この後も車乗るし。」
「はぁ?アンタの都合じゃないわよ。沙織さんのお誕生日なんでしょうが⁉︎沙織さん、ワインとシャンパンどっちがお好み?」
「あ、私、お酒弱くて…出来ればジュースの方が…」
「本当に?」
「ほらね。」
「何がほらねよ。お祝いなんだから乾杯のシャンパンくらい必要でしょ?私と誠さんと清水さんが飲むから買ってらっしゃい?」
「何だよ、自分らが飲むなら親父のワインセラーから出せばいいじゃん!」
ワインセラー、あるのね…ま、このお屋敷ならあっても不思議じゃないけど。
というかお母様、初対面の時とキャラが違う気がするんですけど…気のせい?