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Birthday’s
第2章 10月ー沙織の誕生日ー
「じゃあ沙織さんとアンタが飲むジュース買ってらっしゃいよ。ジュースまでは買ってないから。大丸行けば美味しそうなの売ってるでしょ。」
「え〜、俺コーラでいいんだけど」
「わ、私も普通のオレンジジュースとかで…」
「ダメよ、沙織さん。こう言う事はきちっと自分の希望を伝えなきゃ。」
きちっと自分の希望を伝えたつもりなんですが。
お母様は祥悟くんの耳をぎゅーっと引っ張って、耳元で何か囁いたけど、祥悟くんの
「イタイ、イタイって母さん‼︎」
という声に消されてお母様がなんと言ったかはわからなかった。
でもコレ、サザエさんがよくカツオにやってるやつだ…
「イタイ、イタイよ姉さん!」
ってやつ。本当にされてる人初めて見た…
祥悟くんは渋々ジュースを買いに行き。家には、私とお母様と清水さんが残された。
けど、清水さんはすぐキッチンに下がってしまい、お母様と二人きりになる。
どうしよう。凄く緊張する…
「え〜、俺コーラでいいんだけど」
「わ、私も普通のオレンジジュースとかで…」
「ダメよ、沙織さん。こう言う事はきちっと自分の希望を伝えなきゃ。」
きちっと自分の希望を伝えたつもりなんですが。
お母様は祥悟くんの耳をぎゅーっと引っ張って、耳元で何か囁いたけど、祥悟くんの
「イタイ、イタイって母さん‼︎」
という声に消されてお母様がなんと言ったかはわからなかった。
でもコレ、サザエさんがよくカツオにやってるやつだ…
「イタイ、イタイよ姉さん!」
ってやつ。本当にされてる人初めて見た…
祥悟くんは渋々ジュースを買いに行き。家には、私とお母様と清水さんが残された。
けど、清水さんはすぐキッチンに下がってしまい、お母様と二人きりになる。
どうしよう。凄く緊張する…