この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
淫ら
第6章 6.
さっきまで饒舌だった圭一は、黙ってワインを口に運んでいる。
どういうつもりなのだろう。

私は俯いていた。理性では「これはいけない。」とわかっている。
でも圭一の腕をすり抜け、座り直して距離を作るなんてしたくなかった。

その時、圭一の指が私の髪を撫で、そっと耳に触れた。
耳の形をなぞるように、とても優しく…。


私は耳がとても弱い。全身の力が抜けて敏感になる。
圭一の指先は耳たぶから首筋と、少し進んでは戻り、戻っては進み…。
焦らしているのだろうか。
それとも躊躇っているのだろうか。

そんな指がもどかしく、私は知らず知らずもっと刺激を求めていた。
/53ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ