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穴を掘っている
第6章 終焉
悠真と言う容姿の良い息子の話題で……
持ちきりなった
両親のいいとこ取りの容姿をした息子の話題は……
中々終息が着かなかった……
そんな喧噪をよそに
悠真はずっと意識が戻らなかった
生きてるのが奇跡だと言われた
身体的な傷は癒えても……
悠真は目を開けなかった
そして目を開けた日
付きっ切りで看病していた母は……
喜びと……恐怖で息子を見た
「悠真……」
ボーッとした瞳が……
茉莉亜を見た
「あなた……誰ですか?」
「………え?……」
それが始まりで
総てが終わった瞬間だった
END