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穴を掘っている
第2章 父親


父親が僕の事を監視していたのは最初の頃だけで

その後は父親の両親が面倒を見る事になった

僕は仮面をかぶる

再び母さんと暮らせる日を夢見て……

僕は更正した風に生活する

母さん……

僕は貴方と暮らしたい

貴方の胸に抱かれて眠りたい

貴方を一度抱ければ……

僕は僕を埋めるよ

これ以上エスカレートしたら……

僕は僕を止められないからね

母さん……

僕は貴方の子供だよね

貴方の子供でいる以上……

僕の異常な想いは止められないんだよ……

母さんと二人で見た雨を忘れられない

雨が降る日は……

二人して空を見た

雨の滴が顔に落ちると母さん……

貴方は言ったよね

空が泣いているんだよ

………って……

僕は……土に還るよ

そしたら僕が泣くと……

雨が降るものね

だから……僕は穴を掘らなきゃ

僕を埋める穴を掘らなきゃ……



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