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人妻淫ら調教
第15章 絡み合う心
 透明な壁に囲まれたバスタブの中で、玲奈と繋がったまま五郎は不思議な満足感を得ると同時に、新たな企みを得ていた。


「玲奈、好きなんや、今のが。けど、子供と旦那より、今のが好きか?クククッ、どっちが好きなんや、まあ、急がんでエエがな。」


「はぅ、、子供が、大好き、、あなたのも、、好ぅきぃ、、でも、、子供ぅ、、」


 玲奈は無意識の内に子供を選択していた。
 五郎は玲奈の望みを利用できないか、頭の角に置くことにして、玲奈と繋がったままユックリと身体を離し、


「好きなんや、子供が、ふふふ、可愛がってやるぞ、玲奈。お前の子供としてな。ふふふ。」


「嬉しい、可愛がってぇ、、大好きぃ、、」


 繋がりあったまま、蕩けるような快感が玲奈の全てを捕らえ、放さないように思えた。
 しかし、五郎は彼女の心は今だけだと確信していた。
 正気に返れば違う反応をすることが、五郎には見えていた。
 ただし、使い方により、変わることも知っていた。
 バスタブのお湯の温度が心地好かったのか、玲奈は五郎に身体を預けたまま、ウツラウツラと居眠りをし始めていた。


(ふふふ、寝てるな。可愛い顔して、ドンだけ淫乱なんや。クククッ、まだ繋がったままやのになあ。クククッ、次は何を着せて行くかやな。しかし、二十年近く前か?三木田に調べさせて、それを利用さしてもらうか?)


 玲奈の髪を優しく撫でながら、彼女の過去の傷口でさえ指を突っ込んで広げ、五郎は利用しようとしていた。
 携帯を取り出し、三木田に連絡をすると、


「もしもし、三木田か?話があるんやけど、今、大丈夫か?」


「あっ、先輩。なんですか?今日は、予定はないけど、なんかようですか?」


 三木田の声に昨日の熱心さは感じられないが、五郎には三木田を動かすキーワードを知っていた。


「ふふ、例の娘の事やけどなぁ。調べて欲しい事があるんや?それに、あの娘とやらしてやってもエエで!」


 携帯の向こうで喉がゴクリッとツバを飲む音が聞こえ、あきらかに声が業務用ではないトーンに変わっていた。


「えっ、先輩。ほんまですか?昨日の、あの娘ですか!それ、先に言うて下さい。ライブも見ましたで、あの娘とやれるんでてすか!なんでも、やりまっせ、先輩。」


 三木田の声が好色に玲奈とやれるなら人殺しでもしかねない調子に変わっていた。
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