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人妻淫ら調教
第16章 淫らに濡れて
 喘ぎ悶え続ける彼女の右手を、五郎と繋がった部分の少し上にあるクリトリスを転がすように触れさせた。
 人妻の白い肌に一瞬緊張が走ったが、唇からは熱い喘ぎがこぼれた。


「んん、、クリィ、、アグッ、、あふぅ、、繋がって、るぅ、、やっぁぁ、、」


「ふぅふぅ、イキタイんやろ?それとも、抜こかな?ふふふ、我慢できそうやしな。ギリッギリッか?」


 自らの限界が近いのを考えながら、五郎は玲奈の中から男根を抜こうか、少し迷っていた。
 ロープウェイの駅から何人かがパゴダの広場へ来ているのを、五郎は目の端で捉えていた。
 しかし、五郎の限界より玲奈の限界が早かった。


「ダメッ、ィィイ、、ひっ、ぃぃい、ひっ、くぅ、、クウゥ、ダメェ、、ヒックゥ、、んん、、イッ、ヒィッ、、」


 熱い絶頂の声と共に、五郎と繋がった玲奈の蜜壷から彼女自身の熱いたぎりが大量にあふれ、五郎の下腹部と車のシートに染みと大量の淫水の水溜まりを作った。
 人影が車の窓を横切り、


「えっ、なに?!ウソッ!」


「うわっ、凄っ!」


 ウィンドウ越しに驚きと軽蔑の混じりあった声が聞こえ、覗き込むように人影が近づいた。
 五郎は玲奈の身体を隠すように、ワンピースの布をかきあげ乳房を隠し、男根をユックリと抜き、喘ぎ続ける玲奈の唇に唇を重ねた。
 粘り着くように舌と唇を求め吸い合いながら、彼はズボンをはいた。


「ふふ、時間切れやな。玲奈、観客が集まって来たで。聞こえんかな?しつこそうな感じやけん、ソロソロ降りよかぁ。」


 彼の問いに、霞のかかった瞳で彼女は、


「行くの、どこに?ウチ、も行くんね。ん、ん、あんたの、欲しい、、もっと、欲しい、、」


 無邪気に次を求める玲奈の右手が、ズボンの上から五郎のモノを包み込むように軽く淫らに握っていた。
 彼女を助手席に座らせ、五郎自身も運転席に移動し、車をバックさせると車のウィンドウ近くに顔を寄せていた連中が、慌てて飛び退いた。
 ハンドルを右に切り、ドライブウェイを下るように車を走らせた。
 山頂から五分ほど走り近くのホテルの駐車場に車を止め、シートベルトを外し、五郎は再び玲奈の濡れた唇に唇を重ねた。
 彼女から拒絶するかと彼は考えていたが、寧ろ彼女から求めるように応じていた。


(いけん、ウチ、キスしてる。なんで、嫌いやのに、なんで、、)
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