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人妻淫ら調教
第32章 煉獄に囚われて
 玲奈の蜜壷から指先を抜き取り、自分の鼻先に近付け臭いを嗅いだ後、五郎は指先を人妻の唇に触れさせた。


「んっ、やっ、、ヤメテ、、お願い、、。」


 鼻を突く異臭に顔をそむけ、抗議の声を玲奈は上げた。
 それを無視するように、五郎は熱いシャワーを彼女の頭の上から、浴びせかけた。


「もう一度、綺麗にしてやるよ。牝犬!ふふふ、どこに刻むかな?太腿か、股の付け根か、へそか?色々、あるなぁ。」


「んっ!そん、な!んっ、ブヘッ、、。」


 抗議の声を塞ぐように、シャワーのお湯が彼女の口と言わず、鼻と言わず侵入し、彼女の言葉を奪った。
 シャワーをかけながら、五郎は人妻が、もう逃げる事を諦めた事を感じていた。


「ふふ、綺麗になってきたな。シャワーが終わったら、どこにするか印を付けてやるわ。お前の肌は印の刻みがいのある綺麗な肌や。」


 五郎の言葉に、一瞬の恐怖を感じながら、玲奈は目の前が真っ暗になった気がした。


「酷い、鬼、悪魔!あなたは、あなたは!」


 感情が高ぶり、彼女の口から次の言葉が出なかった。
 シャワーが頭から乳房、腰へとかかり、玲奈の無防備な肉体を洗い流した。


(この男の思い通りなの?他に方法はないん?どないにしたら、、、)


 シャワーを浴びせられながら、玲奈はくやしさと屈辱感から、五郎から逃げ出し、家族の元へ帰る事は出来ないかを考えていた。
 彼女の気持ちを無視するように、五郎は舐めるように人妻の肉体を上から下まで眺め回していた。


「ふふ、綺麗に流れたな。ソロソロ、眠いな。風呂に入って少し休むぞ。」


 悔しさと絶望から、玲奈は唇を噛んだ。


「あなたは、鬼よ!けど、逃げられへんてわかってるんでしょ。悔しい、悔しい、、なのに、従うしかなあなんて、!酷すぎるわ!」


 彼女は叫ぶように言うと、首輪をぐいっと五郎に引っ張られ、いやいや浴槽に身を沈めた。
 否応なく五郎の身体に肉体を密着させるように、横に座った。


「ふふふ、観念したか?この車は良いだろ?全て揃ってるんでな。逃げたきゃ、構わないんだぞ。ふふ、理由はわかるな、玲奈。」


 獲物をイタブル猫のように、五郎は人妻の傷に砂を刷り込むように、言葉を投げつけた。


「ケダモノ、あたしをオモチャにして、そんなに楽しいの?人でなし!」
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