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人妻淫ら調教
第32章 煉獄に囚われて
 惨めな気持ちで彼女が立ち上がっていると、


「悔しいか、玲奈。降りるぞ。いいな。楽しみにするんだな。ひひっ。」


 ひきつるような笑いを浮かべながら、五郎の腕が鎖を引き摺るように人妻の身体を引き寄せ、ユックリと車のドアを開けた。
 外の風が海の匂いを運んでいた。
 ユックリと車から降りると潮風が気持ちよく玲奈の髪を撫でた。
 五郎に引き摺られるようにヨロヨロと、建物の方へ歩き始めた。


「あの、お店の中で私を晒し者にするのね?」


「あぁ、その通りさ。そう長い時間じゃないがね。ふっ。」


 五郎の瞳に黒い欲望の炎が、燃えていた。
 店先に朝どれの玉ねぎが並び、その他の野菜や海産物が綺麗に棚に並べられていた。
 店内の野菜のコーナーへ玲奈を誘導しながら、五郎が彼女の耳元に囁いた。


「奥のキュウリの棚に行こうか。その下の段のを取るんや。行くで。」


「キュウリ、本気なんね。」


 五郎の言葉の意味を、五郎以上に玲奈は理解していた。
 同時に彼の命令に逆らえず、従うしかないことを彼女は覚悟していた。
 そして、命令されたキュウリを取るということの意味を、玲奈は感じ取っていた。
 同時に言い様のない後悔と悔しさで、奥歯をコリッ噛んだ。
 一番奥へ進むにつれて、周りの視線が玲奈に集中しているように思えた。
 更に、いつ淫具のスイッチが入る気にしながら、ビクビクしながら歩いていた。


「あの一番下のやつがエエな。ふふ、そうや、まだ足らんなあ。くくくっ、オッパイを見てもらわなな。」


 そう言うなり、玲奈のダウンジャケットのジッパーを摘まみ、乳房の下側まで引き下げた。


「やっ、こんな、、かがんだら、丸見えんなる。」


(うそでしょ、こんなん、裸より恥ずかしいわ!けど、、逃げられへん、、それに、、あたし、、あかん、、濡れて、る、、)


 羞恥が人妻の全身を包み、カアッと熱くなった。
 彼女の意思に関係なく、肉体が反応し蜜壷が熱く潤っていた。


「ふっふっ、それがエエんや。丸見えの丸出しになる方がな。いやなら、わかってるやろ?ふふふっ。」


「そんな、、んっ、、、」


 その時、人妻の花芯を刺激するように、鈍いモーターの唸りが聞こえ、彼女の言葉を奪った。


「ふっふっ、素直に言うことを聞くんやな。側を通る人間に聞こえるで、聞かれたいかな?」
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