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人妻淫ら調教
第34章 子供の寝てる間に
 三才の娘のマキが、五郎の顔を穴の空くほど見つめ、


「このオジサン、変なオジサンやなぁ。ホンマにお母さんの仕事してるとこの人なん?」


「うーん、変なオジサンいうのは、当たってるなぁ。けど、お母さんの会社の係長なんやけどなぁ。」


 五郎が三才の少女に合わせるように、答えると、


「ふうん、ホンなら、ホンマに会社の係長なん?お母さん!」


「うん、そうよ。お母さんの上役の人なんよ、山口さんは。」


 玲奈がフォローするように言うと、


「マキ、お母さんの会社の偉い人なんやて、お母さん、そうなんでしょ。だったら、変な人やないわ。だから、安心しい。」


「お兄ちゃんが、そう言うんなら、そうなんやね。うん、わかった。」


 六才の正が言うと、妹のマキはオシャマに答えていた。
 玲奈は後ろの座席に身体を向け、二人の子供を両手を伸ばして抱き締めていた。


(ふふ、母親らしいことをしたいんや。気持ちも母親になってるな。けど、それをしっかり利用させて貰うで、今夜も楽しみや。クククッ。)


 親子三人の様子を横目で見ながら、五郎は欲望の炎が大きくなるのを感じていた。
 同時に、今までに感じたことのない良心の呵責のような物を感じていたが、それらを無視するくらいは五郎は経験を積んでいた。
 五分程で玲奈の自宅の駐車場に車を止め、子供達と玲奈が先に家に入り、五郎は車内の荷物を片付けて、ゆっくりと玲奈の自宅に入っていた。


「へぇ、中々良い家やな。けど、あんまり音は気にした作りやないかな?」


 呟くように言いながら、五郎は家を値踏みしていた。


「ホンとに中まで来るんですね。山口さんは。」


 無駄だとは思いながら、玲奈は思い切ってなんとか五郎を追い出せないかと考えながら、呟いていた。


「あぁ、それはね。新しいプロジェクトの中心になる、高野さんの家庭が知りたかったんだよね。それに、お子さん達のお顔も見たかったしね。」


 ごまかすように言いながら、今夜の予定を進めるかどうかを、五郎は探っていた。


「それは、ありがとうございます。ここで、待っていて下さいますか?子供達の明日の支度もありますので?」


 玲奈も、子供達との時間を守るつもりで、五郎に探りを入れていた。


「お母さん、お風呂だけは家で入りなさいって、お婆ちゃんが、言ってたよ。」
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