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人妻淫ら調教
第35章 解き放された蜘蛛の糸(ときほぐされたくものいと)
 慌ててドアを閉めた人妻を見て、


「ふふっ、しっかり俺のを見ていきよったな。けど、可愛いとこもあるなぁ。さて、着替えるか?」


 ドアを開けた瞬間、玲奈の瞳に最初に飛び込んできたのは、力強く屹立し、毒々しい程に力を蓄えた男のモノだった。
 階段を降りながらも、五郎のモノが強く印象に残り、最初の夜からの事が頭に次々に浮かび、自らの肉体にアノ男根が突き立てられ、埋め込まれ、掻き回された肉の悦びが玲奈の女を熱く潤した。


(いけん、思い出したら、いけん。今日が最後なのに、けど、アレが私の、中で、、イケン、、子供が待ってんのよ。)


 ほっぺたを二三回軽く両手で叩き、玲奈は頭の中から淫らな思いを追い出し、母親として子供達の待つリビングへ入っていった。


「マキちゃん綺麗に食べたわね。エラーイ。正早く食べなさいね。マキちゃん、ちょっとジットしててね。髪の毛、とかしてあげる。」


 そう言うと、ヘアーブラシを取りだし、娘の髪の毛をとかし始めた。
 軽く娘の髪の毛を整えると、


「お母さん、ありがとう。可愛い。嬉しい。明日も、お願い!」


「うん、明日もね、マキちゃん。正も準備はいいかな?じゃあ、お母さんの車に乗ってね。」


 玲奈が幼い二人に声をかけると、


「ハーイ。」


 元気に答え、無邪気に玲奈の車へと飛び出していった。


(これで、終わりなんかな?いけん、早くせんと、、。)


 思わず熱い物が込み上げてきたが、玲奈は唇を噛み辛うじてこらえた。
 車のエンジンをかけ、どんな風にドライブしたかさえ思い出せない状態だったが、子供達の笑顔を心に刻んでいた。
 車を降り、家の中に入ると五郎の気配が消えていた。
 まさかっと思いながら、二階の寝室へ入ると途端に力強い腕で抱き締められ、タイトスカートの裾から男の右手が侵入し、薄紫の下着に手をかけ、膝下まで引き下げた。


「あう、だめ、まだ、、ん、お願い、、、」


 空しい抵抗だとは思ったが、玲奈は口に出し足を閉じて男を拒もうとした。
 しかし、玲奈が足を閉じるより早く、男の右足が彼女の足の間に侵入し、足を閉じられないようにした。


「素直に足を広げるんや。俺は満足してないぞ。それに、今朝のお前は欲しがってる、俺のモンをな。嫌なら、かんまんで?子供達に、全部わかるで?」


 冷酷な言葉が人妻を打った。
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