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人妻淫ら調教
第35章 解き放された蜘蛛の糸(ときほぐされたくものいと)
(嘘っ、そんな!いやっ、こんなの、、いやっ!)


 心の叫びが玲奈の美しい顔に出ていた。


「山口さん、本当だったんですね。高野さんて、エロいなぁ。楽しみやな。」


「まあ、もうちょい見ててくれますかな?ちょい用意するんでね。出来たら、あんたにも参加してもらうわ。ふふ。」


 わかりましたと答える男を、玲奈は会社で毎日挨拶していた相手だとわかり、カアッと全身が羞恥に包まれた。


「まさか、この人、課長?うそ!そんな!」


「高野さん、凄いねえ。あれだけの事ができるなんて思わなかったよ。それにしても、山口さん、上手いことやりましたねぇ。」


 課長舐めるような視線を感じながら、五郎が繰り返し彼女へ話した言葉が現実であったことが、玲奈の心の中で何かが壊れた。
 彼女が男たちに罵り声を上げようとした瞬間、彼女の中に埋め込まれた淫具が生命を得たように暴れだし、人妻から言葉と自由を奪った。


「ふふふ、映像より生(なま)ですよ。経験すれば、良さがわかりますよ。それに、玲奈は最高の作品ですよ。まあ、前が膨らんでますね、課長。ふふふ、ユックリ楽しんでくださいな。クククッ。」


「んん、、ケダモ、ン、、やっ、、ゆ、許、して、、、」


 突然の快感に、玲奈は思わず床に膝をついた。
 快感に耐える彼女を見ながら、


「へえ、凄いな!もう、抵抗できないんだ。こいつは楽しみやな。山口さん、早いとこたのんますわ。息子が勃って勃って、久しぶりやわこんなん。」


 会社で見せる顔とは別人のように、課長は下卑た顔と声で、玲奈の肉体を視姦するように粘り着くような視線を這わせていた。


「ふふ、ほんなら、あの滑車を玲奈の縄手錠に引っ掻けてくれるかな?見たいやろ、この女の身体?」


「えっ、是非!あれですね!」


 五郎の言葉に弾かれたように、課長は答えながら、玲奈の後ろの滑車を掴み彼女の背中の縄手錠の真ん中にフックを引っ掻けた。


「んん、やっ、、やめ、て、、ん、んふ、、ゆ、許、して、、、」


 人妻の抗う声を無視して、五郎は滑車を吊り上げた。
 玲奈が膝だちの位置で滑車を止め、


「ふふふ、ほんなら、玲奈の身体を見てもらいまひょか?課長の息子が、もっとギンギンになりまっせ。クククッ。」


「ホンマですか?わっ、ナイフですか?」
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