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第11章 奴隷の首輪

　男の指先の刺激が、人妻の肉の悦びの残り火を燃え上がらせた。


「くふぅ、だめ、、こんな、の、、異常よぅ、、やっ、変、、」


「そうや、異常や。異常で当たり前や。ふふふ、もう、外まで濡らしてるやんか。ホンマにお前はマゾのド変態やな、玲奈。どれどれ、中を見るかな？」


　男の人差し指がクリトリスを刺激する度に、玲奈の蜜壷が熱い透明な液体をあふれさせた。
　人差し指でクリトリスを転がしながら、中指を膣口から少し中に入れると、チュプッと音を立て人妻の肉体の状態を五郎に教えた。
　中指に纏わり付くように肉襞が、ざわめき蠢いた。
　奥まで確かめるように中指をユックリと、掻き回すように動かすと、ヌチュッ、クチャッと淫らな音がこぼれ、人妻の本心を五郎に教えた。


「あふ、指、が、、んん、、やめ、、んぅ、、」


「ふふ、クチュクチュ言うてるやんか、ホンマに淫らしい女やなぁ。子供が見たら、ビックリするやろなぁ。ふふふ、布が邪魔やな。綺麗なオッパイが、見えへんなぁ。」


「いや、やめ、て、、」


　ようやく抗議の声を絞りだしたが、玲奈の身体は、男の甘い肉への刺激に、理性さえも蕩け（とろけ）そうになっていた。
　そんな彼女の反応を楽しむように、ホルターネックの首の後ろの結び目に手をかけた。
　ファサッという感じで、乳房を覆っていた黄色い布地が剥がれるように落ち、腰のところで止まった。
　ツンと上向きの乳首と形の良い乳房が、明るい午後の光に照らされていた。


「ふふふ、美味そうなオッパイやなぁ。ふふふ、どうしようかなぁ？お前の好きな罰からやろうかな？クククッ。」


　軽くイタブルように言いながら、ツンと上向いた右の乳首に五郎は軽く前歯を当てた。


「いやぁ、やめ、てぇ、、」


（いけん、、気持ち、いい、、いけんよ、、コイツの、思い通りになったら、、いけん、、けど、、もっと、欲し、い、、アタシ、、望んで、る、、だめ、、こんなん、、変態、、やわ、、けど、、）


　拒絶の言葉に力がなくなり、人妻の心の微妙な変化を男に知らせた。
　乳首から男の唇が放れ、玲奈は少し物足りなさを覚えた。


「ふふ、コリコリしてて、エエなぁ。ふふふ、さあて、何から行くかな？コイツからやな。」


　言いながら五郎の右手が振られ、玲奈の右耳にヒュッと風切る音が聞こえ、彼女にその意味を教えた。