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生徒会室にベッドがあるわけは
第2章 人間を犬に変えるには
おかしな話だけど、服を着た後の方が先輩はなぜか恥ずかしがっていた。
犬ごときが服着てすいませんってことか。
犬になるのは先輩にとって『正しくない』けど『正しい』ことなのだろう。
そして先輩は400円しか持ってなくて、私に今日一番の蹴りを食らう。
「二度と顔見せんな。」
という私のセリフを先輩は好意的に受け取る。馬鹿だから。
いやマジだから。
犬は好きだが飼うのは嫌だ。
「なんであんなの選んだの?」
と聞くとコウサカは
「目、がね。」
と言うので、まあ何となくわかる。目が確かにいい感じだ。三白眼の駄犬。うん、いい。
ふと放った私の本気ビンタはコウサカにかわされる。
いつもはボディブロー受けてくれるので寂しい。
のでボディブローする。
受け止めてくれる。
コウサカも腹筋結構あってちゃんと男の子だなあって思う。
「ワンワン。」
と言うコウサカに。
「にゃーにゃー。」と返す。
犬ごときが服着てすいませんってことか。
犬になるのは先輩にとって『正しくない』けど『正しい』ことなのだろう。
そして先輩は400円しか持ってなくて、私に今日一番の蹴りを食らう。
「二度と顔見せんな。」
という私のセリフを先輩は好意的に受け取る。馬鹿だから。
いやマジだから。
犬は好きだが飼うのは嫌だ。
「なんであんなの選んだの?」
と聞くとコウサカは
「目、がね。」
と言うので、まあ何となくわかる。目が確かにいい感じだ。三白眼の駄犬。うん、いい。
ふと放った私の本気ビンタはコウサカにかわされる。
いつもはボディブロー受けてくれるので寂しい。
のでボディブローする。
受け止めてくれる。
コウサカも腹筋結構あってちゃんと男の子だなあって思う。
「ワンワン。」
と言うコウサカに。
「にゃーにゃー。」と返す。