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ラブカルチャースクール 3
第7章 I Lesson 1回目
クラ~リ……

あぁっ!

その仕草だけで眩暈に襲われて、天井が渦を巻いて見えた。

自覚あるのかワザとなのか――何気ない仕草でさえも他の講師より効果倍増するのは、宇宙からな何かパワーでも届いているのだと思ってしまう。

枕に頭を埋めてプルプルしている私にヤナセは「クス……」と小さく笑いかけて、花屋敷の扉を更に大きく開いていく。

左右に引っ張られた蜜口が、クプ……と音を立てて門を開放した。

「琴海さん……失礼致しますね」

「は、はい……」

いつものご丁寧な予告をされると、下腹部がジリジリと疼き出す。

谷間に向かって顔を寄せてくるヤナセの髪が、内腿を優しくくずぐってくる。

それは柔らかいベルベットで撫でられているみたいで、心地良かった。

「ふっ……ひゃ……」

まだ花園には侵入されていないのに、髪の毛すらも快感を誘発される。

ヤナセの実技は今回で三回目だけど、もし連日レッスンを受けるようなことがあったとしたら、頭も身体もおかしくなってしまうのではなかろうか。

改めてヤナセが受付担当で正解だった気がした。

ヤナセは渓谷に顔を埋めてきたけど直ぐに湿地には触れず、形の美しい唇を脚の付け根にそっと触れてきた。

「あっ……」

内股に唇の感触と熱がじんわりと伝わってくる。

軽く開かれた唇が肌を微かに擦りながら、蜜泉に向かって這いだした。

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