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ラブカルチャースクール 3
第9章 Lesson チャージ

「琴海、何してるの?」
「ひっ! ふぐ……」
セイジが真後ろに立っていた。
驚いて叫びそうになったのを慌てて口を押えて飲み込んだ。
気配を感じなかったのに、いつの間に背後に来ていたのだろう。
私のくノ一作戦は無意味だった。
固まっている私の頭に、大きな手をポンッと乗せてきて
「おいで、お茶淹れるよ」
セイジはいつのも甘い笑顔で自室に招こうとしてくれたが、私は口を押えたまま頭を左右に振って断ろうとした。
「琴海? 大丈夫だよ。おいで」
様子がおかしい私に気付いたのか、セイジは優しくそう言って頭に乗せていた手を背中に回して押し出す。
「でも……」
「平気だよ。もし誰か来ても、レポートの指導をしていたって言うからさ」
「……うん。ありがとう」
セイジの優しさに素直に頷くと、ニッコリと微笑んでくれた笑顔が胸に染みた。
もし万が一誰かが部屋に来たとして、昼休みに自室でレポート指導なんて怪しまれるに決まっている。
ん?
でも逆に『掟』も変わっていない内に密会なんてする不届きものが居る訳ないと思わせる戦法とか?
どちらにしてもセイジが私のことを心配してくれているのが伝わってきて、申し訳なくも……嬉しかった。
キュィィィン――――!
セキュリティを解除した音が聞こえ、ドアが開く。
「はい、どうぞ」
「失礼します」
セイジはホテルマンのように手を差し出して、堂々と中に私を入室させる。
おずおずと肩を竦めて中に入ると、セイジはゆっくりとドアを閉めた。
「ひっ! ふぐ……」
セイジが真後ろに立っていた。
驚いて叫びそうになったのを慌てて口を押えて飲み込んだ。
気配を感じなかったのに、いつの間に背後に来ていたのだろう。
私のくノ一作戦は無意味だった。
固まっている私の頭に、大きな手をポンッと乗せてきて
「おいで、お茶淹れるよ」
セイジはいつのも甘い笑顔で自室に招こうとしてくれたが、私は口を押えたまま頭を左右に振って断ろうとした。
「琴海? 大丈夫だよ。おいで」
様子がおかしい私に気付いたのか、セイジは優しくそう言って頭に乗せていた手を背中に回して押し出す。
「でも……」
「平気だよ。もし誰か来ても、レポートの指導をしていたって言うからさ」
「……うん。ありがとう」
セイジの優しさに素直に頷くと、ニッコリと微笑んでくれた笑顔が胸に染みた。
もし万が一誰かが部屋に来たとして、昼休みに自室でレポート指導なんて怪しまれるに決まっている。
ん?
でも逆に『掟』も変わっていない内に密会なんてする不届きものが居る訳ないと思わせる戦法とか?
どちらにしてもセイジが私のことを心配してくれているのが伝わってきて、申し訳なくも……嬉しかった。
キュィィィン――――!
セキュリティを解除した音が聞こえ、ドアが開く。
「はい、どうぞ」
「失礼します」
セイジはホテルマンのように手を差し出して、堂々と中に私を入室させる。
おずおずと肩を竦めて中に入ると、セイジはゆっくりとドアを閉めた。

