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ラブカルチャースクール 3
第10章 I Lesson 2回目
今回のアラタは色んな諸状況が重なっていたのもあって暴走してしまったけど、落ち着いたらもっとまともなレッスンになったかもしれない。

それにアラタと組むのが私じゃなったら、もっと結果が変わっていた可能性だってある。

確かに暴走気味だったけど、私にも責任があるような気がして少し居た堪れなかった。

俯き加減になって縮こまっている私にヤナセは目が合わせられるように、片膝を床について覗き込んできた。

突然舞い降りた貴公子ヤナセ様に、ここがレッスン室なことを一瞬忘れそうになる。

「ヤナセさん!?」

「大丈夫ですよ……琴海さん。今回のアラタみたいなケースは……最初は良くあることなんです。最初から完璧な講師なんて……早々おりませんから」

「本当ですか?」

「はい……」

きっとヤナセは私の胸の内を悟って、気にしないようにそう言ってくれているのだろうけど――――

「ヤナセさんは……アラタみたいなこと、研修中ありましたか?」

話の流れでヤナセも『射精』したことあるのか、つい聞いてしまった。

突拍子もない質問にヤナセは驚くどころか、花のような綺麗な唇にセクシーな笑みを浮かべて

「私ですか……クス……それは琴海さんのご想像に、お任せ致します」

物凄く妄想を掻き立てることをサラッと、言ってのける。

「え……えぇっ!?」

「クスクス……教室に戻りましょうか」

思わずレッスンシーンを想像しそうになって顔を赤くする私に、ヤナセ様は意味深に微笑み、レッスンを締め括ったのだった。

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