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ラブカルチャースクール 3
第12章 Lesson 欲

「セイジ……居るかな?」
今日は『二人目』の新人実技研修が、午後からある――――。
それもなるべく平等になるように、昨日のアラタから三日間連日の研修予定だ。
いよいよ実技レッスンがハードになってきた。
昨日のアラタのレッスンやヤナセと話した『掟』のことなど、まだ気持ち的に整理しきれないところは正直あるからか、今日の二人目のレッスン前にセイジの顔だけでも見ておきたいと思ったのだ。
セイジも忙しいのか、最初の教養講習だけでそれっきりだし、トレーニングジムでも利用時間が違うから簡単には会えない。
結局こうやって、私がセイジの自室まで来ないと会えないのだった。
「同じビルの中に居るのに、生徒の時より会えていない気がする……」
最初より確実に贅沢な立場になっているのに、人間とは欲深い生き物である――。
毎回の如く通路の前後を確認しながら、一歩ずつ慎重に足を進めていく。
第一の関門の曲がり角に差し掛かり、壁に背を付けてふぅ~と一息深呼吸をした。
本当に……いつの時代も逢瀬と言うのは障害が多いなぁ。
まぁ、それだから逢瀬なのか。
一人でツッコミをして、苦笑いを浮かべる。
よっし――いざセイジの元へ!!
曲がり角の先に人がいないことを確認して、勢いよく進みだそうとした矢先――――
「ハァ~イ! コトミ~! 久しぶりだね」
独特のイントネーションが背中に飛んできた。
今日は『二人目』の新人実技研修が、午後からある――――。
それもなるべく平等になるように、昨日のアラタから三日間連日の研修予定だ。
いよいよ実技レッスンがハードになってきた。
昨日のアラタのレッスンやヤナセと話した『掟』のことなど、まだ気持ち的に整理しきれないところは正直あるからか、今日の二人目のレッスン前にセイジの顔だけでも見ておきたいと思ったのだ。
セイジも忙しいのか、最初の教養講習だけでそれっきりだし、トレーニングジムでも利用時間が違うから簡単には会えない。
結局こうやって、私がセイジの自室まで来ないと会えないのだった。
「同じビルの中に居るのに、生徒の時より会えていない気がする……」
最初より確実に贅沢な立場になっているのに、人間とは欲深い生き物である――。
毎回の如く通路の前後を確認しながら、一歩ずつ慎重に足を進めていく。
第一の関門の曲がり角に差し掛かり、壁に背を付けてふぅ~と一息深呼吸をした。
本当に……いつの時代も逢瀬と言うのは障害が多いなぁ。
まぁ、それだから逢瀬なのか。
一人でツッコミをして、苦笑いを浮かべる。
よっし――いざセイジの元へ!!
曲がり角の先に人がいないことを確認して、勢いよく進みだそうとした矢先――――
「ハァ~イ! コトミ~! 久しぶりだね」
独特のイントネーションが背中に飛んできた。

