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ラブカルチャースクール 3
第12章 Lesson 欲

ドックン――――!!
この声と軽いノリは――――ウィ~こと『セルジュ』!!
振り向きたくないけど無視する訳にはいかないわよね……。
それにヤナセに頼まれたことも、少し分かるかもしれない。
「こんにちは……セルジュ」
「ウィ……」
指を軽く上げてニッコリ微笑む顔は相変わらず芸術的なのに、『ウィ』と聞くと何だかホラー映画でも始まりそうな気がしてしまう。
「コトミ、この階に良く来るの?」
「えっ……時たまだよ」
「ン~アロ?」
な、何! エロッて言った!?
違うのとしたら日本語? 仏語!?
もう分かる言葉で言ってよ~!!
私が思いっきり怪訝な顔をしていると、セルジュは薄い唇の口端をニィッと上げて、意味深な微笑みを浮かべる。
綺麗だけどその微笑みに、嫌な予感がして身構えると――――
「コトミ~僕に会いに来てくれたんですね~」
セルジュは白い歯が見えるくらい口を大きく開けて、私の肩に手を回してきた。
「へ……はぁぁぁ?」
「嬉しいでぇす! 僕もコトミが会いに来てくれるの待ってました~」
「ちょ! ちょっとセルジュ! 違っ……」
「ノン……違うの?」
「あ……」
理由が言えず戸惑いながら、私より遥か上にある人形のような顔を見上げる。
そのビスクドールは口元に笑みを湛えてはいるが、二つのブルートパーズは冷たく光って見えた。
この声と軽いノリは――――ウィ~こと『セルジュ』!!
振り向きたくないけど無視する訳にはいかないわよね……。
それにヤナセに頼まれたことも、少し分かるかもしれない。
「こんにちは……セルジュ」
「ウィ……」
指を軽く上げてニッコリ微笑む顔は相変わらず芸術的なのに、『ウィ』と聞くと何だかホラー映画でも始まりそうな気がしてしまう。
「コトミ、この階に良く来るの?」
「えっ……時たまだよ」
「ン~アロ?」
な、何! エロッて言った!?
違うのとしたら日本語? 仏語!?
もう分かる言葉で言ってよ~!!
私が思いっきり怪訝な顔をしていると、セルジュは薄い唇の口端をニィッと上げて、意味深な微笑みを浮かべる。
綺麗だけどその微笑みに、嫌な予感がして身構えると――――
「コトミ~僕に会いに来てくれたんですね~」
セルジュは白い歯が見えるくらい口を大きく開けて、私の肩に手を回してきた。
「へ……はぁぁぁ?」
「嬉しいでぇす! 僕もコトミが会いに来てくれるの待ってました~」
「ちょ! ちょっとセルジュ! 違っ……」
「ノン……違うの?」
「あ……」
理由が言えず戸惑いながら、私より遥か上にある人形のような顔を見上げる。
そのビスクドールは口元に笑みを湛えてはいるが、二つのブルートパーズは冷たく光って見えた。

